二宮吾妻山は菜の花が綺麗に咲いて連日訪れる人で賑わっている。
136mの山頂からは相模湾水平線に大島から神津島までの伊豆七島が望める。
大戦末期、サイパングアムから飛来する敵機を迎撃するための対空砲台がここにもあったという。
他の砲台と違ってここは地下壕になっている。
入口は大きく口を空けていて台座らしいコンクリートの構築物がある。
地下水に埋まっているが昨年胴長を履いて腰まで水に浸かって中を探検した。
奥は弾薬庫だったらしく手掘りの地下壕は4,50mはあった。
周囲は原生林で冬季の時期でないと中々入口までたどり着けない。
真上は菜の花が綺麗に咲いていて、想像もつかない戦争の遺構です。