作品

野地さんの作品

織部釉茶卓

野地さんの茶卓削り作業

　　　犬丸さんのフリーカップ削り作業

炭化焼〆　飯碗

炭化焼〆　盃

炭化焼〆ぐいのみ

ヒダスキビヤカップと同じ備前土の炭化還元焼き締めのビヤカップが焼き上がりました。

サイズは高さ120㎜から95㎜です。

藁を巻いて焼しめた。

藁が燃えて鉄分の含まれた土と反応して美しい緋色が付きました。

焼き締めとは無釉の素地を硬く焼き上げた器の事で指先で叩けば高い金属音を発します。

使う前に必ず水に漬け水分をたっぷりと含ませる事を習わしとしています。

水気を含んだその肌は水を打たれた庭石の様なぬめりをもって美しく光り、手にもしっくりと馴染んでくれます。

始めザラザラとした肌も使いこなしてくるほどに滑らかな土肌になり、風情のある表情を増して愛着が深まります、

それが焼しめ陶ヒダスキ器の大きな魅力です。

ビールのクリーミーな泡立ち、日本酒のまろやかな味わいをお楽しみ下さい。

備前ヒダスキのビヤカップの窯出し。

1,220℃20時間焼成です。

耐火度の低い備前土、変形と藁の溶けを防ぐため時間をかけて低い温度で焼しめました。

ヒダスキビヤカップの窯詰め

依頼品のビヤカップ余分に180個藁巻き窯詰めしました。

今回の酸化焼成はビヤカップのみ1,220℃20時間焼成です。